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コンサートホール
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​阿部真也先生

幼少よりピアノ、13歳よりヴァイオリンを始める。札幌インターナショナルスクール在学中に17歳で単独渡米。サンフランシスコ音楽院ヴァイオリン・ヴィオラ科修了。2005年より拠点をドレスデンに移し、オーケストラヴィオラ奏者、指揮者としての研鑽を積む。2006年コルドバ国際指揮者コンクール入賞。2007よりエドワードサイード音楽院ベツレヘム校の教授に就任。現在は同音楽院客員教授として在籍。2009年よりコバケンとその仲間たちプレミアムオーケストラヴィオラ首席奏者、夏の音楽祭には講師として参加。2010年ローム ミュージック ファンデーション在外研究生に選ばれ、世界各国の一流オーケストラ、奏者との共演を重ね、研鑽を積む。2012年CHANEL Pygmalion室内楽シリーズのヴィオラ奏者として出演。2014年より横浜シンフォニエッタ ヴァイオリン・ヴィオラ奏者、東京ヴィヴァルディ合奏団、国内外オーケストラで客演首席ヴィオラ奏者を務める他、客演指揮者としても多くの演奏会に出演。今までに、アスペン、タングルウッド、ラ・フォル・ジュルネ、ロストロポーヴィチ等の国際音楽祭に出演。音の輪音楽教室主宰、ラインハイト室内楽アカデミー講師、Ebb & Flow Art近現代音楽祭ヴィオラ講師(アメリカ)等で後進の指導にも力を注いでいる。

レ・ベル・フルールへの想い

 2020年「コロナ」という誰もが未知な感染病が広まり音楽活動が止まっていた頃、フルール・グループ代表である稲垣氏、鈴木氏からメールを受け取りました。その内容はメンデルスゾーン作曲の弦楽のための交響曲を全曲演奏を柱にして、他の弦楽合奏曲にも挑戦する合奏団の指導をお願いしたい、という内容でした。
 私がお受けしようと決めた理由は、曲目も大切なことですが、毎回のメンバーがエントリー制と言う所がとてもユニークだと思ったからでした。それは私にとってとても大きな挑戦であり、プレッシャーでもありました。演奏者の方々が気に入らなければ人は増えず、もしかすると存続が難しくなるかもしれないからでした。最初の回に集まってくれた方々は決して多くはありませんでしたが、精一杯頑張って演奏会を終えました。その後、回を重ねる毎に、演奏者の方々の努力と温かな心で、人数も安定し、様々な曲目にも挑戦し、私は感動をいただいています。

 私は毎回のリハーサルを何より楽しい時間であって欲しいと思っています。参加される皆様は平日は様々なお仕事をされ、週末・休日に音楽をするために集まっていただくのだから何より「音楽を、この場を楽しめる雰囲気を作りたい」と思っています。しかし、楽しみたいという思いだけでは音楽はできません。毎回のリハーサル時に練習方法や、問題点をできるだけ細かく伝えることに心がけています。奏者のレベルも様々ですが、それでも
「この団で自分が上手くなりたい。」
「他のみなさんのためにも自分がもっと弾ける様になって、皆さんと音楽を楽しみたい!」
と思っていただけたら、携わった者としてこんなに嬉しい事はありません。

音楽をもっと「能動的」に演奏していただける様、私も皆様と共に精進していきたいと思います。参加される皆様から音楽を引き出せる指揮者、演奏者でありたいと思います。

                                

                                 2023年 阿部真也
 

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阿部先生はとてもチャーミング。

様々な魅力にあふれています。

お茶の心得もおありで、豊かな緑の手を持っていてお家にはたくさんの植物があるとのこと。

演奏も指導も、なにげない会話も飲み会でのお話も素敵なのです。ベルフルの魅力のひとつです。

(by HP制作者)

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